オニテンの読書会

文化・民俗や、オススメ本の紹介、思ったことも書きます。

子育てブログなんて誰が読むのかと、あの時の私は思っていた。

 インターネット上には、子育てブログ、子育てマンガ、ママタレントのインタビューなどなど、子育てに関する情報が本当に多いですよね。正直、1年ほど前のわたしは、誰がこんな記事読むんだ、なんて思っていたものですが、今は違います。

 「ふむふむ、わかるわかる!あるある!」

 なんて、妻と一緒に読みながら笑ったり、不安になったりしています。

 今回の記事では、子育てブログ、子育てマンガについて書いてみようとおもいます。

 

 ちなみにわたしは、35歳の一児の父のおじさんです。わたしは、仕事の都合上、毎日朝6時から、午後3時まで子育てしています。ですから、普通のお父さんとは、すこし感覚が違うのかもしれません。

 

 

結局は、自分の子どもを見る行為

 子育てブログや、子育てマンガを読んでいると、「ぷぷっ、わかるわー」となっている自分に気がつきます。共感する、って他のジャンルのマンガにはなかなかない不思議な感覚だと思います。特に、わたしが好きなマンガは、『娘が可愛すぎるんじゃ〜!』です。

娘が可愛すぎるんじゃ~! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

娘が可愛すぎるんじゃ~! (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

 

 このマンガ、わたしの妻にプレゼントしたものですが、妻も読みながら「うちの子だったら、」「〇〇(むすめの名)の時は、こうだったね。」 と、むすめの思い出と、そして、これから起こるであろう病気や成長などの不安について話したりしました。

 ブログの記事を読んでも、気づけば自分の子のことを考えている。そんなことに気がつきました。子どもから離れて、一息ついて、子どものことを考える。そんなひと時に、子育てブログやマンガが本当に素敵な役割を担っているのだと気が付いたのです

 子育ては、ひとりでできない、夫婦だけ、家族だけでも不安が尽きないものです。そんななか、ブログやツイッターの微笑ましい記事は、一服の清涼剤となっているとともに、他のお母さんと、つながりを感じることができる素敵なツールなのだと思いました。

 

自分の母性に気が付いた。

 わたしは、毎日むすめと朝6時から遊び、7時には2人で散歩、その後も楽しく遊んで午後3時ごろに仕事に出ているので、ふつうのお父さんとは、だいぶ子どもと過ごしている時間が長いと思います。ですので、むすめの成長はほぼ全て観察できていますし、何よりも、わたし自身がむすめと過ごす時間が愛しい、楽しいと感じています。

 妻が出産する前、わたしが生まれ来る我が子への心の準備として、読んだ本があります。それは、『ヨチヨチ父 とまどう日々』という本でした。

ヨチヨチ父 とまどう日々

ヨチヨチ父 とまどう日々

 

  生まれるまで、読みながら「こんな気持ちになるのかぁ」と思ったのですが、生まれててから、一切この本を開いていません。正直、まったく共感できない。いやいや、わたしとは、相当違うタイプの方が書いているのだろうと思いました。

 例えば、

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 こんな場合、わたしは、めちゃくちゃおばさんと話します。あと、生まれた瞬間どころか、エコー写真から可愛いと思っていたので、ふつうのお父さんとは、わたしはだいぶ違うのだろうとわかりました。

 ですから、わたしは、お母さんに近い感覚なのかもしれません。そんなことに気が付いた。今日この頃です。

 

 みなさんは、どんな子育てブログや、マンガを読んでいますか。子育てには共感と不安と、笑いが必要ですよね。